ロボジョイちゃれんじ教室

9-1 TETRIX入門

第2回目「TETRIXアフレルベースセットについて」


TETRIXは説明書がすべて英語なのですが、今後、名前が英語のままだと、不都合で出てきそうです。
そこで名前を日本語に置き換えておきたいと思います。

◆名前を日本語化

キットに付属するドライバーとレンチです。ドライバーはペンの形をしていて、マイナスドライバーが二つ付いています。
レンチはスパナとも言いますが、ここではレンチで統一します。 セット内のレンチは先端が六角形なので「六角レンチ」と呼びます。 4種類の太さがあります。

次のように翻訳しました。
・Hex Key 4-Pack→六角レンチ 4本セット
・Pen Screwdriver→ペン型ドライバー

TETRIXの大きな特徴の一つ、金属製のパーツ類です。 これでロボットの骨組みを作ります。
次のように翻訳しました。
・Channnel→チャンネル(コの字の形の支柱です)
・Angle→アングル(L字の形の支柱です)
・Bar→バー(金属の棒です)
・Bracket→ブラケット(モーターに直接くっ付く金属のパーツです)
・Plate→プレート(金属の板です)
・Tube→チューブ(金属の管です)

TETRIXではねじとナットをたくさん使います。
ねじの頭の部分が「プラス」ではなく、「六角形の穴」が空いています。こういうねじの正式名がよく分からないのですが、ここでは六角穴付きねじと呼ぶことにします。 専用の六角レンチが付属しますので、それでねじを締めます。
Kepナット」というのは、ギザギザのお皿が付いた特殊なナットです。お皿の部分はナットと独立して回転するので、強くしめても部材に傷が尽きません。お皿は「ばね状」になっていて、しっかりと固定することができます。「Kepナット」がなぜでKepと呼ばれてるのか、その理由は分かりません。
次のように翻訳しました。
・5/16'' Socket Head Cap Screw→5/16インチ・六角穴付きねじ
・Kep Nut→Kepナット

このセットにはDCモーターが2個、サーボーモーターが2個付属しています。 DCモーターは12Vで動作する大型のモーターです。モーターの先端にはギヤボックスが付いていて、減速とトルクを引き上げる機能を果たします。こういうギヤ付きのモーターのことを「ギヤードモーター」と呼びます。 サーボモーターはHiTEC社のHS-485HBという製品のようです。
次のように翻訳しました。
・DC Drive Motor→DCモーター
・180°Servo Motor with Horn→サーボモーター

インテリジェントブロックNXT/EV3でモーターを動かすには、コントローラーというパーツを使います。インテリジェントブロックのOUT側じゃなくて、IN側のポートに接続します。
このセットには「HiTechnic DCモーター・コントローラー」と「HiTechnic サーボモーター・コントローラー」というコントローラーが1つずつ付属しています。HiTechnic社の製品のようです。詳しい使い方については、次回に紹介します。
次のように翻訳しました。
・HiTechnic DC Motor Controller→HiTechnic DCモーター・コントローラー
・HiTechnic Servo Controller→HiTechnic サーボモーター・コントローラー

セットに付属するタイヤとオムニホイールとギヤです。ギヤは意外に数が少なくて、全部で4枚だけです。タイヤは人間が乗っても大丈夫なだけあって、ものすごく頑丈です。
次のように翻訳しました。
・Wheel - 3''→3インチ・タイヤ
・Omni-Wheel - 3''→3インチ・オムニホイール
・Gear - 40-Tooth→40歯ギヤ
・Gear - 80-Tooth→80歯ギヤ

他にもいっぱい部品があるのですが、日本語化はひとまずこれくらいにしておきたいと思います。