教育用レゴ マインドストームNXT用センサの一つ、「カラーセンサ」を使ったロボットの作り方を紹介します(松原拓也)。
こちらが「カラーセンサ」です。「HiTechnic社製カラーセンサ」と区別するために「レゴ社製カラーセンサ」と呼んだりしています。カラーセンサは、登場した時期が比較的新しいので、「教育用レゴ マインドストームNXT」の基本セットには付属していません。単品でも販売されています。
3つの丸い窓が付いていますが、そのうち2つはフルカラーLEDと光センサです。LEDから出た3色(赤・緑・青)の光が対象物に当たって、戻ったきた量によって色を判別しています。
なお、カラーセンサは動作モードを切り替えることによって、「光センサ」や「色ランプ」として使うことができます。
場合によって、カラーセンサが思い通りの色を検出できないということがあります。
たとえば、「赤色」と「緑色」のブロックの中間を測定すると、「Yellow(黄色)」と表示されてしまいます。
これは「赤」と「緑」の反射量が増えたことによって、「黄色」と誤認識をしたわけです。「可色法」というルールでは「赤+緑=黄」となります。