ロボジョイちゃれんじ教室

9-1 TETRIX入門

第1回「LabVIEWの使い方」

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◆「Hello World」を表示する

無事に「LEGO MINDSTORMS用LabVIEW」がインストールできましたので、 なにかプログラムを作って、動作をテストしてみたいと思います。

LabVIEWを起動したら、「プログラムを作成」ボタンを押します。

プログラムの選択画面が出てきます。
ここではテンプレート(ひな形)を使ってプログラムを作ることが できますので、「Hello_World.vit」を選択してみました。Hello Worldといったら、プログラムの第一歩目の定番です。

「Hello_World 1.vi」というプログラムが自動で生成されました。 もう完成していますので、あとは実行するだけです。
なお、画面を見て「ROBOLAB(ロボラボ)に似ている」と感じる人も多いかもしれませんが、実際は逆で、ROBOLABの方がLabVIEWを基にして開発されています。ROBOLABは1998年からLEGOグループとタフツ大学とNIが共同で開発を続けてきましたが、現在はバージョンアップを終了していて、EV3には対応することはありませんでした。 LEGO MINDSTORMS用LabVIEWこそROBOLABの最新版であるといえそうです。

インテリジェントブロックNXTまたはEV3をUSBケーブルでパソコンに接続した状態で、メニューバーの矢印ボタンを押すと、プログラムを実行させることができます。
本当に動くのかと、半信半疑だったのですが、NXTでもEV3でも問題なく動きました。1つのプログラムでどちらでも動きます。 ただし、ハードウェアの違いによって、結果が違ってしまうようです。 この場合だと、「Hello World」の表示される位置が違っています。さらにEV3側では画面が消えずに表示されてしまいました。

EV3で実行する場合、ファームウェアを変更する必要があるようです。 画面表示によると「1.05X」という知らないバージョンでした。

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