ロボジョイちゃれんじ教室

13-1 EV3ライントレース入門

第1回「ジグザグ走行でトレースする」

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◆トレースのしくみ

ここからが本題です。ライントレースのプログラムを考えます。
方法はいくつかありますが、今回は床面の色が「白」か「黒」かの2値だけを判断してトレースを行うことにします。 ラインをトレースするさいには「白」と「黒」の境界を走ります。図のように境界の右側か左側かのどちらか一方になります。今回は図の右側の方法を採用します。

EV3カラーセンサーの特性を確認します。 インテリジェントブロックの「View」を使って「反射光の強さ」を測定します。結果は次のとおりでした。
床面が白色の場合は「18」。
床面が黒色の場合は「1」。
ちなみにこの値はセンサーの取り付け位置によって変わります。今回の場合はセンサーと床面とのきょりがありすぎて、値が小さくなってしまっています。

今度はライトの光が白/黒で半々の状態にして測定します。 結果は「9」でした。白=18、黒=1なので、その平均値に近いです。

ロボットを設置した様子です。
ラインのやや右側にロボットを置きます。ロボットから見ると、やや左側にラインがある状態です。

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