ロボジョイちゃれんじ教室

12-1 EV3タブレット版アプリ入門

第1回「初期設定とモーター制御」


◆プログラムの方法

「ユーザーガイド」からの引用ですが、これがEV3アプリで使うことのできるブロックの一覧です。
EV3ソフトウェアと比べると、ブロックの種類がかなり少ないです。数学ブロックや変数ブロックがありません。マイブロックもありません。
このため、複雑なプログラムは作れません。

ブロックを指でドラッグすることで、プログラミングを行います。
「ステアリング」というブロックを並べると、このようになります。

ブロックの内側をタップして、細かい設定を修正します。
ここではポートCとBのモーターをパワー15で360度回転させています。初期設定ではポート「B+C」ですが、そのままだと左右のモーターが逆に動いてしまうので、「C+B」に直しています。

プログラムを実行すると、このとおりです。タイヤ1回転ぶんだけ前進しました。
進んだきょりは計算で求めることができます。タイヤの円周は「円周率×タイヤの直径」です。タイヤの直径が56mmですから、3.1415×56mm=175.924mm。17.6cmほど進んだことになります。