ロボジョイちゃれんじ教室

10-2 ロボット競技に役立つEV3機構入門

第6回 「つかむ仕組み」

  • Page:
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

◆おまけ

レゴ・マインドストームEV3の中に左図のようなパーツがあります。 このパーツを使用して。小さな段差を乗り越えることができるキャタピラを作りたいと思います。

キャタピラとは、金属の板を帯状につなぎ、前後の車輪を取り巻くように付けられた装置です。地面との接地面がタイヤよりも大きく、悪路や急坂でも走行できます。これはブルドーザーや戦車などに用いられています。

左図が製作したキャタピラです。
大きさはW19cm×H4cm×D13cmです。キャタピラは、2つのモータによって動かされます。
これにより、方向転換やカーブ走行などが簡単に行えます。

左図は、キャタピラを横から見た図です。
丸で囲まれている部分は車輪の役割を果たします。がモータによって動かされる駆動輪で、がキャタピラによって動かされる従動輪です。
キャタピラの底面の前後に角度をつけることで小さな段差でも乗り越えることができます。

作ってみたい場合はこちら
(ダウンロードした中の「Building Instructions [Caterpillar].html」を実行して、右向き三角をクリックして見てください。この組み立て図は、実際の組み立て手順とは異なります。)


この連載では、色々なものが動く基本的なしくみを紹介しました。ここで紹介した小さなしくみを組み合わせたり応用したりして、大きなしくみやロボット作りに挑戦してみましょう。

  • Page:
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4