ロボジョイちゃれんじ教室

10-2 ロボット競技に役立つEV3機構入門

第1回「プーリーとベルトを使った仕組み」


(2) 代表的なパーツの名称
(2.1)基本セットに含まれるパーツ
パーツ名称備考
ビームそれぞれ長さと色で呼び分けます。
シャフト歯車の軸として使用します。
ブッシュ長さによりブッシュ(グレー)とハーフブッシュ(黄色)に分けます。
固定ペグそれぞれ色で呼び分けます。
パーツを固定するときに使用します。
回転ペグそれぞれ色で呼び分けます。
パーツを回転させるときに使用します。
コネクタ類シャフトとシャフトをつなげることができます
ピンシャフトとビームをつなげることができます。
ギア類1歯数によって呼び分けます。
呼び方の例として、歯数が「24」の場合、「24・ギア(グレー)」と呼びます。
ギア類2歯数によって呼び分けます。
呼び方の例として、歯数が「20」の場合、「20・ギア(黒)」と呼びます。
かさ歯車とも併用可能です。
かさ歯車回転軸を直角に変化することができます。また、ギア類2と併用可能です。
ノブ・ホイールギアのように動力を伝達することができます。
ウォーム回転の向きを直角に変えることが出来ます。また、1段で大きな減速比を得ることができます。
プーリープーリー同士をゴムベルトで連結し、離れた位置へ動力を伝達するために使います。
(2.2)拡張セットに含まれるパーツ
カム運動を与える部分である特殊な形状のカムに回転、または直線の動きをさせて、運動を受け取る部分に周期的な運動をさせます。
ラック・ピニオン回転運動を直線運動に変換します。
(2.3)土台に使うパーツ
ブリックブリックをつなげて土台として使います。

なお、ここで製作する機構の土台には、10・ブリックをつなげたものに黒い固定ペグで脚をつけたものを使用します。
ブリックの数やつなげかたは、製作する機構によって変えていきます。

【土台となるパーツ例】

左の図は、10・ブリックを13本つなげています。
角には高さをだすために黒い固定ペグを4本使用しています。基本として土台は、これを使用していきます。

では、これらのパーツを使って機構の学習をはじめましょう。